卒論形式1

もらったインドネシア学生の卒論集の後ろには付録で、「アモイ大学本科卒業論文規範」というのがついています。


流れ:

1指導教官確定
2指導教官とテーマについて相談
3文献を読む、資料集め
4アウトラインの作成
5初稿提出、指導教官との討論、添削
6定稿提出、指導教官のチェック

事務の先生は、独創的な論文は学部学生には無理だから、研究レポート的なものでもいいといっていましたが、この「規範」には「一定的独到見解」が必要と書いてあります。

論文形式・フォーマット:

1題目
2学生(氏名、学院、系、専攻、年級)
3指導教官(氏名、職称)
4中国語要旨(400字以内) キーワード(3〜5つ)
5目次
6引言(まえがき)
7本文:8000字以上。A4*1
8結論
9謝辞
10英語タイトル、要旨、キーワード
11参考文献リスト
12付録


文字・フォント
タイトル:黒体3号
要旨*2:「摘要」という文字は四号黒体。要旨の内容は、小四号宋体。
キーワード*3:「関鍵詞」という文字は四号黒体。
  内容は、小四号宋体。キーワードとキーワードのあいだは2文字空白


英文要旨のタイトル:小四号Arial。
英文要旨の内容とキーワード:五号Arial


目次:「目録」という文字は四号黒体。二行開けて章、節、小節とページを書く。小四号宋体。ページの数字は行末、章や節と数字のあいだは虚線で結ぶ
引言:小四号宋体
標題:章題は小黒体三号、「章」の下2行は空白で「節」、四号宋体。「節」の下1行開けて「小節」、四号黒体。行を変えて本文をはじめる
本文:小四号宋体
結論:「結論」という字は四号宋体。内容は小四号宋体。
謝辞:「致謝語」という言葉は四号黒体。内容は小四号宋体。

タイトル、中国語要旨、キーワードは1ページに全部書く。
英語の要旨とキーワードは別の1ページに。


参考文献リスト:

専書の場合
作者.書名[M].出版地:出版社,出版年.


期刊(雑誌)
作者.題名[J].刊名.出版年,巻(期):ページ


論文集
作者.論文集名[C].出版地:出版社,出版年.ページ


学位論文
作者.題名[D].保存地点:保存単位,年.


電子文献
責任者.電子文献題名[電子文献及載体類型標識].アドレス.年−月−日.文献作者が3名以内の時は全部書く。3名以上の時は「等」をつける


全文の誤字は1万分の2を越えてはいけないそうです

*1:上の余白2.5cm、下2.0cm、左右2.0cm。学校指定の頁眉(ヘッダー)を入れる。ページ数を入れる

*2:タイトル下は1行空白

*3:要旨下は1行空白