広東の企業幹部が「尖閣諸島は日本領土」、中国版ツイッターで発言、人民日報記事など証拠挙げ、賛同広がる

広東の企業幹部が「尖閣諸島は日本領土」、中国版ツイッターで発言、人民日報記事など証拠挙げ、賛同広がる(産経 2012/08/25)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120825/chn12082501150000-n1.htm

一部引用

林氏の資料によると、人民日報は53年1月8日付の紙面に掲載した記事で「琉球群島(沖縄)は台湾の東北に点在し、尖閣諸島や先島諸島、沖縄諸島など7組の島嶼からなる」と表記していた。中国当局が監修した53年、58年、60年、67年に発行した地図の画像も示したが、その多くが「尖閣群島」「魚釣島」などと表記。日中境界線も明らかに日本領土を示している。

 林氏は冷静に証拠を積み重ねた上で「中国政府はこれでも釣魚島はわれわれの領土だといえるのか」と疑問を投げかけた。中国国内からの反応には、「資料をみて(尖閣諸島が)日本領だったことが明白に分かった」「(当局に)タダで使われて反日デモを行う連中には困る」などと、林氏支持の発言が出ている。

百度でみてみると、この資料がいろんなところに転載されてますね。
でも、よく見ると、2012年8月以前のも見られます。
それに中国語版ウィキペディアにも、すでに日本側の説明もちゃんとでてますし、
この1953年の人民日報や、中国政府のだした地図(尖閣が日本領になっているもの)や、中華民国政府の石垣島島民にだした感謝状ものってます。
尖閣が中国領じゃないと中国政府も認識していたというのは、以前から中国人もアクセスできた情報なんですよね(ただ、ウィキペディアは開かない場合もありますし、そもそも大部分の中国人はウィキペディア知らない)。
今回、話題になってる(といっても大多数の中国人は知らないでしょうね)のは、10万人の読者をもつ林さんが書いたからでしょう。


しかし、BBSなどをいくつか読んでみましたが、確かに「騙されてたのか」という霊験もみられますが、「尖閣が沖縄に含まれる」という記事とともに「沖縄は日本のもの」という人民日報の記事も挙げてあがってるのにもかかわらず、「琉球は中国のものなんだから、琉球に尖閣が含まれても、中国領であることにはかわりない」というような意見がかなり見られます。
すでに反日暴動でも沖縄を中国に戻せという主張が見られますが、
これでその主張が加速する可能性もありそうです。


冗談なのか、本気なのか…。
徐福(秦の始皇帝が不老長寿の薬を探すために日本に派遣したという伝説上の人物)が日本に移民したのが日本人の先祖で日本人は中国人だったから東京も中国、というようなあほな主張にはついていけません…。