放大以外で科目履修生をしようかと思ってます。

2009年度1学期から2011年度2学期まで放送大学で58単位修得しました。
しかし、ほとんどはマークシート式でした。
(もちろん、マークシートだからといって簡単な問題ばかりではありません。中には学生を馬鹿にしているような簡単な試験もありますが、多くはちゃんと教科書を読んでないと単位はとれないです)

試験+通信指導(レポート)が論述だったもの:
現代東アジアの政治(’04)
日本のマスメディア(’07)
20世紀の中国文学(’05)
日本語表現法(’07)
日本近現代史(’09)
日本政治外交史(’07)
(ただし、記憶は不確か (^_^;))



通信指導(レポート)のみ論述:
Political Economy of Japan(’10)(これは2000字程度だったとおもいます。英語でも日本語で解答可)


通信指導が論述だったものをいれても、3年間58単位中14単位24%程度しか、論述式のものがありません。
(私は論述式の試験をむしろ好んでいますので、24%はもしかすると放大生の平均より高いかもしれません。かつて「発達と教育」コースでとった科目はマークが多かったので、放大全期間を通算するともっと下がると思います)


放送大学のレポートは通信指導と呼ばれます。
これは他大学通信課程のレポートとはちがって提出すればほぼかならず合格します。
この通信指導の成績がどんなに良くても、最終的な成績にはまったく関係ありません。出すことで試験を受ける権利を得るだけのものです。
全国化して8万人もいる大学ですから、論述式のものは少ないのですが、論述式の通信指導でも、400字×2とかやたら少ないです。
この少なさである事項についてまとめるのはかえって難しいという問題はありますが、引用注や参考文献リストなどをつける必要はなく、はじめて大学というものに通う方には不親切な大学です。卒業研究をしなければ、レポートの書き方というのものを知らずに卒業することになります。


最近、日本語がかなり怪しくなって来ました。
ちょっと中国語の勉強をやめないといけないかも。
それで、放大は放大でつづけますが、他大学通信の科目履修生をやって、補おうかと思っています。
「日本経済」なんていう授業も担当していますので(やりたいという中国人先生がいないんです…)、経済、経営なども勉強したいです。
いろんな大学のサイトをみて検討中ですが、
今のところ大阪学院大学が有力。なんといっても1単位2500円というのが安くていいです。あと、ちょうど夏と冬に試験があるのがうれしい。大阪までいかないと行けませんが・・・。
夏休みと冬休みにしか日本に帰国しませんので、その時期に試験をしてくれない大学は基本的にどんなに学費が安かろうと、ブランド力が高かろうと私にとっては日程的に無理です。



最後に、私にとっての放大のメリットも書いておきます。
・教科書が古くない(4年程度で改訂される)。
・実家から自転車で30分のところにある学習センターが利用できる。
・センターを利用すれば、本部図書館の本も借りられる。
・放送教材がある(本だけより理解が深くなります)。
・ネット配信されている科目も多いので、中国でも学習ができる。
・基本的に試験は教科書から出題なので、日本の図書館に通わなくてもよい。
・試験期間が、ちょうど中国の大学の夏休み冬休み期間中にある。
・豊富な科目数(日本紹介者としての日本語教師の教養の幅を広げるのに最適)
・マーク式の通信指導はネット提出ができる(解答もすぐでる)。
・住民票の提出とか保証人とかめんどくさい手続きがない。
・中国にいる間にする手続きは、学費の振り込みと教科書を実家から送ってもらうだけで済む。試験の申し込み手続きなどはしなくてもよい。
・大卒で全科履修生(正科生)に編入の場合は、面接授業をとらなくてもよい。
・閉講になった科目の教科書が試験期間中にセンターで無料でもらえる*1
・履修する科目数だけお金を払う。
・二重学籍を認めている。

*1:センターの学生控え室に置いてあるので、欲しい人は持って帰る。ただし、冊数は閉講1科目につき2冊しかない