教科書の各国ページ割り当て

教科書は馬樹徳編著『中外文化交流史』(北京語言文化大学出版社、2000年。現在品切れ?)です。
これは外国人留学生向けの教材です(とっても注が詳しくついているわけではありません。難しめの漢字にピンインが時々ついていたりする程度です)。


インド:  044〜070ページ(27頁)
朝鮮:   071〜093ページ(23頁)
日本:   094〜133ページ(40頁)
ベトナム: 134〜157ページ(24頁)
ミャンマー:161〜171ページ(11頁)
タイ:   172〜183ページ(12頁)
カンボジア:183〜194ページ(12頁)
イタリア: 212〜227ページ(16頁)
フランス: 228〜248ページ(21頁)
ドイツ:  249〜270ページ(22頁)
イギリス: 271〜282ページ(12頁)
ロシア:  283〜294ページ(12頁)
アメリカ: 295〜307ページ(13頁)
ラテンアメリカ:308〜314ページ(7頁)
アフリカ: 315〜321ページ(7頁)
アラブ:  322〜328ページ(7頁)


ミャンマー、タイ、カンボジアは節レベルでの記述で、その他の国・地域は章レベルでの記述です。ヨーロッパ、日本、インドは、第1編の前の「概説」のところでも触れられていますので、実際にはもう少し記述が多いです。ヨーロッパや東南アジアのところにも、「中国とヨーロッパ」というふうな概説的な前置きがありますので、そこを加えるとページ数は増えます。


日本についての記述も、そこまでひどくはありません。
考えてみれば当たり前ですよね。留学生はお金払ってくれるお客さんですから、国内向けの記述とは異なるはずです。


ちなみに、手元にある別の本、『古代中外文化交流史』(王小甫他編著、高等教育出版社、2006年。これは大学の教科書のようです)は、国・地域でわけずに、時代で分けています(「秦漢時代の中外接触と交流」といった具合です)。
時間があったら、この本も読んでみます。