卒論の口頭試問

今日は、勤務校の日本語学科の卒論口頭試問(答辯)の日です。
卒論は、日本語で書きます。約8000字ほどです。
内容は…まあ、ご想像通り、コピペです。
仕方がない部分もあります。なにせ、図書館や日本語学科の事務室には資料がほとんどありません。
(卒論じゃなく、卒業翻訳とか卒業研究とかにしてほしいんですよね…)
私は、あまりにもコピペがおおくて、指導するのにうんざりしたので、指導教官は個々数年辞退しています。


卒論作成の流れは(半年間)
・開題報告(どんな論文にするかアウトラインを発表します。これができるなら、本当は論文書き終わっててもいいぐらいです。「創新点はなにか?」とかそんなの書けませんよ)
・1〜4稿提出、指導を受ける(学生は大体大都市にインターンにいっています。指導はネットでやることになります)
・口頭試問(日本語で発表、教師の質問に答える)


大体、学生は口頭試問の数日前に大学にもどってきて、最後の指導をうけます(猛者は、この数日で1稿から指導を受けます)。そしてプリントアウトして提出。
口頭試問の担当教師に、卒論定稿が配られるのは前日になります。
10人以上の卒論(しかも中にはちゃんとコピペせずw自分で書いたものもありますから、読みにくいものもあります)ははっきり言って日本人でも一晩で読み、口頭試問の質問内容を考えるのは難しいです。中国人の先生たち、ちゃんと読んでいるかな〜?