所得分配の不平等が限界に!ジニ係数が警戒水準超える―中国

所得分配の不平等が限界に!ジニ係数が警戒水準超える―中国(サーチナ:2010/05/12)

一部引用
>中国国家発展・改革委員会によると、社会における所得分配の不平等性を表すジニ係数が、中国では国際的に警戒水準とされる0.4を10年前に超えて以来、年々上昇して0.47にまで達している。専門家はその大きな原因として、権力の集中や土地・資源・資本の独占、関連制度の未整備や腐敗問題などが絡んでいると指摘している。



>人力資源・社会保障部労働所得研究所の蘇海南(スー・ハイナン)所長によると、中国の都市住民と農村住民の所得格差は3.3倍、業界間の格差は最大約15 倍となっている。例えば、上場企業の管理層と一般社員が約18倍、国営企業の管理層と社会一般の平均所得の差は128倍にも上っている。また、北京師範大学収入分配・貧困研究センターの李実(リー・シー)主任は「所得の最高層10%と最低層10%の収入格差は、1988年の7.3倍から2007年には23 倍に拡大した」と研究結果を示す。



新华:中国贫富差距正在逼近会容忍红线
>专家认为,当前我国收入分配己经走到亟须调整的“十字路口”,缩小贫富差距、解决分配不公问题十分迫切,必须像守住18亿亩耕地“红线”一样守住贫富差距的“红线”。


>从基尼系数看,我国贫富差距正在逼近会容忍的“红线”。国家发改委宏观经济研究院教授常修泽介绍,对我国的基尼系数目前各机构认识不一,被学界普遍认可的是世界银行测算的0 .47。“我国基尼系数在10年前越过0.4的国际公认戒线后仍在逐年攀升,贫富差距已突破合理界限。”