中国的で嫌になる部分も

北京語言大学の《汉语作为第二语言教学简论》という教科書をつかっていますが、
中国的で嫌になる時もあります。
第2言語習得研究の本なのに、しかも200ページしかない薄い本なのに、
余計な文がおおすぎます。
社会背景の説明とかなんで数行も書かなくてはいけないんでしょうかね。


ほかにも、


以我国少数民族学生为对象的汉语作为第二语言教育,应当充分体现我国现阶段的紱育教育的目的,加强热爱祖国、热心改革开放、献身社会主义现代化事业、维护祖国统一和民族团结的教育。。。。。。(61ページ)


少数民族に対しては、完全に思想教育ですね・・・。


それから

由于汉语悠久的历史、丰富多彩的文化和良好的语言环境,一些原来持有消极态度的留学生也对学汉语产生兴趣;(51ページ)

中国語の歴史が長いからとか豊富な文化があるからって、そんなことでもともと消極的な学習態度の学生が興味もちますかね??
日本の小学校の教育漢字は1006字ですが、
中国は2500以上勉強するようですね。
日本の小学校でも国語の時間は漢字ばかり書いていたキヲクがありますが、
その倍はおぼえるんですよね。必然的に暗記中心の授業になりそうです。
そして中国語は難しい文章になればなるほど、四文字熟語とか無駄な修飾語がおおくなります(苦笑)。
胡適の八不主義が無視されてます(笑)
私は無駄な古典からの引用や四文字熟語だらけの衒学的文章は嫌いです。
本当にすごい人は無駄な飾りはつけないんでしょうけどね・・。