修論口頭試問後の思い出/検定

修論は、かなり前に書いたのですが、その時の指導の先生のひとりが
中国語が専門でした。
(中国人学生の誤用で書いたので中国語のわかる先生もつけてもらったんです)
口頭試問後にすこし雑談をしたのですが、
「先生の学部の中国語の授業は、中検何級とかHSK何級とかいう目安があるのか」と質問してみました。
そしたら「そういうの受けたことないのでわからないのですが、一応、ある基準(なんの基準だったかは失念)を網羅するようにやってます」との返事でした。
現代語が専門ではない先生でしたので、あまり検定には興味がないのでしょう。
しかし、中国の学会でも口頭で発表されてる方ですし、会話ができないわけでは絶対にありません。その先生は自分の必要とする中国語力は自分で知っていて、他人に判断してもらう必要を感じないのでしょう。


試験というもので判断してもらう必要があるのは、初中級レベルまでなんでしょうね。HSK初中等8級、中検2級程度を取ればあとは自分で足りないところがわかるんじゃないでしょうか。
私は語学検定はむやみに難しくすることには賛成ではありません。
自立できる級を最高級にすればいいのではと思います。
就活などで資格が必要とかいろんな事情があるでしょうから、一概にはいえませんが。


まあ、格闘技なども、柔道剣道などは簡単に初段とれますが、
極真空手などはなかなかとらせません。グレイシー柔術などは黒帯はほんの数人しかいないんでしたっけ?
流派によって考えがちがうんでしょう。
(ちなみに格闘技においても私は黒帯はたんなるスタートで、神格化する必要はないとおもってます)


私が中検準1級にいま合格するにはかなりの試験対策が必要です。
逆にいえば、今の私の中国語生活/環境では必要ではないレベルということもいえます。必要であれば、単語帳つかって覚えなくても嫌でも辞書を何回も引いておぼえますから。
対策をして無理に引き上げても、結局そのレベルの中国語を使う環境にないので、つけた力もすぐに落ちそうです…。



あ、こんな無駄口を叩いているのは、今ヤル気がないからです(笑)
見ぬかれた方ご明察〜
でも、やる気の有無に左右されるって事自体が、私の中国語/中国語環境が2級や旧8級程度で十分ってことの証拠かもしれません。必要なら嫌でもやらないといけませんから。