『バルザックと中国の小さなお針子』

勉強をさぼって小説なんかを読んでます。
(まあ、中国の教科書を読むよりずっと有益ですが)
今日、読み終わったのは『バルザックと中国の小さなお針子』(早川書房。原作2000年)です。
2002年に映画化されています。
映画館のチラシで昔見た記憶があって、気になってはいたんですよね。
作者は、フランス在住の映画監督でもあるダイ・シージエ(戴思杰)。
小説はフランス語で発表されています。
映画もフランス・中国の合作。
多分、中国では正式には公開されていないんじゃないでしょうか。
もちろん、海賊版大国ですから、ネットで探すと動画がでてきますが、
四川方言が使われているにもかかわらず字幕がありません。
(正式公開されたものなら、中国の普通話政策から考えて、方言には必ず字幕がつくと思います。)


ダイ・シージエ(戴思杰)ってカタカナ表記、中国語としてはおかしいように思いますが、フランス語のカタカナ表記としては、まあ、あってるのかなって思います。