中国で旅行者を陳情と間違え暴行

中国で旅行者を陳情と間違え暴行 闇のビジネス横行か(産経 2011/10/02)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111002/chn11100215480002-n1.htm

中国河南省洛陽市の男性が北京を旅行中、当局側に陳情者と間違われ暴行を受ける事件があり、人権を無視した対応に波紋が広がっている。男性が宿泊した旅館は陳情者の送還を請け負う「保安公司」と呼ばれる組織と結託し、当局に陳情者の情報を提供するなどして金を得ていた。陳情をめぐる闇のビジネスにも関心が高まっている。

 中国メディアによると、男性は9月15日、北京市内を観光した後、政府が陳情者の苦情を受け付ける国家陳情局付近の旅館に宿泊。その夜、部屋に保安公司のメンバー十数人が踏み込み、ほかの陳情者5人と共に男性を拘束した。強制的に車に乗せ、洛陽市に送還。男性が抵抗すると、気を失うまで暴行を加えた。

 旅館側は陳情者とみられる客の情報を1件当たり100元(約1200円)程度で保安公司に連絡。保安公司は当局に情報提供し、陳情者1人につき2千元前後で地元への送還を請け負っていた。(共同)

日本は昨日10月1日から暴力団排除条例がはじまったようですが、
かの国は国自体がヤクザみたいなもんですね・・・。

共同には
陳情者の71%が暴行被害 中国社会科学院が調査(2007/03/28)という記事もありました。