家醜不可外揚

「汚職世界最悪は米国」=J・チェンさん、中国を擁護

時事通信 1月12日(土)18時5分配信

 【香港時事】12日付の香港各紙によると、アクションスターのジャッキー・チェンさんはこのほど、香港のテレビ番組で「世界で汚職が最もひどいのは中国ではなく、米国だ」と語った。
 チェンさんは中国の現体制を擁護しようとしたようだが、同国では毎週のように官僚の汚職が摘発されているのが実情。インターネット上では米国のブロガーらがチェンさんの発言を「反米的だ」などと批判している。
 チェンさんはまた、中国人が内輪で自国を批判するのはよいが、外国人に対しては「わが国が最高」と言うべきだと主張した。 

ジャッキーはもうどうでもいいのですが、
『中国人が内輪で自国を批判するのはよいが、外国人に対しては「わが国が最高」と言うべきだと主張』
これは中国人らしいなって思いました。

家丑不可外扬
  
拼 音: jiā chǒu bù kě wài yáng
释 义: 丑:羞耻;扬:宣扬,传播。家庭内部不体面的事情不向外人宣扬。

http://baike.baidu.com/view/250095.htm
家庭のゴタゴタは他人様にはいわないという言葉です。
いや、自分の家庭のことはいわなくてもいいとは思いますけど、
知識人、言論人、国際人とか言われるような立場のひとが、自分の国の批判もできないようでは、他の言葉も信じてもらえなくなりますよ。
批判したくないなら黙ってればいいのに、嘘までついちゃうんですからね。


良くない政権を、祖国だからという理由だけで愛さなければならないというのはあくまで儒教的な「忠」に偏りすぎです。いつの時代なんでしょうか。「御恩と奉公」の関係がまだ確立されてないんでしょうか。


中国人の多くは、このような態度で外国人と中国社会について議論するので、実のある議論にはなりにくいです。自分が被害を受け不満を感じている中国の社会問題については、割りと言い出したら止まらない感じで悪口いう人もいますけど(笑)