はじめてのHSK(漢語水平考試)

2009年4月19日に受験したHSKの結果(ネットでは5月19日発表でした)

聴力:   57点(5級)
語法:   77点(7級)
閲読:   92点(8級)
総合:   82点(8級)

     307点(7級)


合計点では7級ですが、リスニングが足をひっぱって、中等C級6級です。
ちなみにHSKの旧試験の級は、

基礎:1級-3級
初中等:3級-8級
高等:9級-11級

でした(2010年より中国国外ではかわります。中国国内はまだ旧試験が中心です)。

3年半中国に滞在してますが(ただし、大学で日本語をおしえている私は、夏休み冬休みだけで3ヶ月あり、一時帰国しております)、今までに中国語をどの程度勉強したかというと、

DVD(日本の映画・外国映画)を中国語字幕で見る(年100本ぐらい)
中国人学生の日本語の誤用分析をするときの参考に中国語の文法書を読む
 「WHY?にこたえるはじめての中国語文法書」(相原茂他、同学社、1996年)
 「中国語文法教室」(杉村博文、大修館書店、1994年)
 などを2〜3回通読しました。日本語教師の教養、読み物として読みました。
 (練習問題はしてません 汗)
放送大学の中国語入門(1と2)、中国語基礎の授業を視聴しました(履修はしてません)。
学生に数回、発音を教えてもらいました

この程度です。私は日本語教師なので、中国語を話すことはほとんど期待されてません。
ですから、中国語の会話は、買い物に必要な会話(数字など)程度です。
わからないものは文字に頼るのでさっぱり会話は上達しません。

それでもHSKを受験しようとした理由は、「中国語→日本語」の翻訳をするという授業を担当させられたのがきっかけです。実際自分がどの程度、読解力・文法力があるのかと・・・。

ちなみにHSK初中等では毎分120〜150字、高等では毎分200〜250字の読解速度が要求されています。試験問題でも初中等が60分で約4000字、高等は40分で8000字読み、かつ設問にこたえることになっています。

この程度の速度の私が厦門大学の中国語の教科書を読んで勉強って果たして出来るのか不安でもあります。