我被中国教育逼疯了

最近できれば毎日ひとつは記事を読もうとおもって新聞記事をよんでます。今までは文脈で分かる単語はしらべたりノートをとったりしてなかったんですが、PCとネット上とケータイの三者で同期できるサイトがあるので、そのサイトに単語登録してます。どんどん増えて今や1000語を越えてます。
表題の記事は南方週末の記事です。
http://www.infzm.com/content/23337

父亲说:“考不上一本你就去死,早点死,你死了老子不会掉一滴泪……”我想过自杀,但我不甘心被中国教育折磨死。我恨父亲,但没有真正恨过,我更恨中国教育,是中国的教育让所有亲人只用分数衡量人

リード部分ですでにこんな感じです。
一本というのは大学のレベル区分です。
1〜3まであるみたいで、〇〇大学で働いていますというと、
結構「その大学(学院)は3本?」とか聞かれます。
一本は「第一類本科」の略で、全国重点大学などのことです。
それ「以下」の普通の大学本科は二本で、更にその「下」の私立大学*1は三本と考えていいと思います。私の勤務校は二本です。


この文章は高校3年生が書いたものです。このリード文よりしたにはずっと恨みつらみが書かれてます。
特に気になったのが以下の文章。

有天我带了本《莫泊桑小说集》到班上,被没收。班主任说,没把成绩搞上去不允许看,这些书只会使人越来越颓废。第二天下课我翻了翻《雅舍小品》,又被没收。班主任甚至不允许我写小文章,认为语文老师未作要求而学生去写是浪费时间。

モーパッサンや中国人作家*2の本を没収するのはやりすぎです。中国人の年間読書量は数冊ですが、大学生でもそう大差ありません。教科書は一生懸命勉強します。試験対策も一生懸命します。しかし、名作と言われる小説を授業の合間に読んでいる学生は、そうたくさんはみません・・・。非常に残念なことです。
私の授業など、聞いてるふりして、名作でも読んでいてくれる、そんな学生も数人いてほしいです。


この高校生、小説を読みすぎるといって学校に親を呼ばれてしまいます。
「大学入試を受けて大学行きたくないの?」と聞かれ
「行きたくない」と答えてしまいます。
このあとの言葉が胸に刺さりました。

我不该说真话。现在的老师只喜欢假话。

コメントが付けられるようになっているのですが現時点で3000を越えるコメントがついています。

*1:私立は基本どんな三流公立より下に見られます。

*2:梁实秋(1903年1月6日〜1987年11月3日)